ベトナム代表、3月19日にビンズオン省でカンボジア代表と国際親善試合
キム・サンシク監督率いるベトナム代表は、2027 AFCアジアカップ最終予選に先立ち、3月19日に東南部ビンズオン省のゴーダウ・スタジアムでカンボジア代表と国際親善試合を実施する。ベトナム代表にとってテト(旧正月)明け最初の国際親善試合となる。これに先立ち報じられていたミャンマー代表との親善試合は実現しなかった。

Photo:VFF
ベトナムサッカー連盟(VFF)がカンボジアサッカー連盟(FFC)に連絡して、3月のFIFAデイズにカンボジア代表を国際親善試合に招待。VFFはベトナム代表の強化に相応しい幾つかの国のサッカー連盟に書類を送っていたが、カンボジアが招待に応じたことで、今回のマッチメイクが実現することとなった。
カンボジア代表は近年、帰化戦略を加速化させており、昨年末のASEAN三菱電機カップ2024では印象的なパフォーマンスを見せた。カンボジアは同大会のグループステージで、東ティモールに2-1で勝利、マレーシアと2-2ドロー、シンガポールに1-2敗戦、タイに2-3で敗れてグループステージ敗退となったが、過去は全く歯が立たなかったマレーシアやタイと接戦を演じた。
ベトナム代表は、ASEAN三菱電機カップ2024で3度目の優勝を果たしており、2025年はさらなる高みを目指してモチベーションを上げている。AFCアジアカップ最終予選の首位突破と、東南アジア競技大会(SEA Games)での金メダルが当面の目標。なお、ベトナムは3月末から始まるアジアカップ最終予選で、ラオス、ネパール、マレーシアと同じグループFに入っている