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元ベトナム代表DFグエン・ティエン・ズイ、現役引退を表明

ベトナム2部クアンナムFC所属の元ベトナム代表DFグエン・ティエン・ズイ(33歳)が1月16日に現役引退を表明した。シーズン途中での電撃引退となった。

Photo:Thethao247

同選手は自身のSNSを通じて以下のようにコメントした。

「フィールドに足を踏み入れた最初の日から、サッカーは常に情熱であり、人生の目標であり、日々の努力の理由だった。タンクアンニンFC、サイゴンFC、ビンディンFC、クアンナムFC、そしてベトナム代表で過ごした日々は忘れがたい思い出だ。毎日ファンのために試合でベストを尽くしたことは僕にとっての誇り」

「長く挑戦に満ちた道のりだったが、誇らしい旅になった。これまで支えてくれた全ての人に感謝を。今の気持ちを説明するのは難しいが、ここで現役生活に別れを告げたいと思う。家族と離れて過ごす時間が長かったが、これからは家族との時間を大事にしたい。これは終わりではなく、新たな物語の始まりだ」

グエン・ティエン・ズイは、180cmのセンターバック。タンクアンニンFCの下部組織出身で、2013年にトップチーム昇格。2015年には、三浦俊也監督体制のベトナム代表に招集されて2試合に出場した。ベトナム代表でプレーした期間は短かったが、Vリーグでは着実に実績を積み重ねて、全盛期はリーグ屈指のセンターバックの1人として評価された。なお、現役引退後は指導者に転身する意向とのことだ。

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