前ベトナム女子サッカー統括の井尻明氏、U-19日本女子代表監督に就任
日本サッカー協会(JFA)は12月12日、U-19日本女子代表の新監督に井尻明氏(54歳)が就任すると発表した。
井尻氏は、千葉県市川市出身。高校サッカーの名門である市立船橋でセンターバックとして活躍し、高校総体で優勝を飾ったほか、高校サッカー選手権では準優勝に輝き、大会優秀選手にも選出された。卒業後は駒澤大学に進学。その後、京都パープルサンガ(93~95年) 、FC京都BAMB1993(現おこしやす京都AC、95~02年)でプレー。
引退後は指導者に転身し、2009年にJFA S級ライセンスを取得。指導者としては、これまでに、京都紫光サッカークラブジュニア/女子監督、FC京都BAMB1993コーチ、京都府トレセンコーチ、JFA アカデミー福島 U13/U18B監督、ナショナルトレセンコーチ、U-17日本代表コーチ、中国・広州富力足球倶楽部U15監督、AC長野パルセイロアカデミーダイレクターなどを歴任。
その後、同氏は2019年4月にJFAからベトナムサッカー連盟(VFF)に派遣されて、U-19ベトナム女子代表監督に就任。2020年からはVFF女子サッカー統括も兼任して、2023年以降はU-16、U-17、U-19、U-20の育成女子代表監督を務め、今年末限りでの退任が発表されたばかりだった。