【ASEAN三菱電機カップ】シンガポール代表小倉監督、初戦の相手カンボジア代表の帰化選手たちを警戒
12月10日、ASEAN三菱電機カップ2024グループAのシンガポール代表とカンボジア代表の試合を控えて、シンガポール代表の小倉勉監督が前日記者会見に臨んだ。
試合は12月11日にシンガポール・ナショナルスタジアムで開催される。シンガポールにとっては、これが今大会の開幕戦。一方のカンボジアは既にホームで1試合を消化しており、強豪マレーシアに2-2で引き分けるサプライズを演じた。
シンガポール代表は小倉勉監督、カンボジア代表は行徳浩二監督が率いており、この試合は日本人指揮官同士の対決となる。それだけでなく、シンガポール代表には元U-18日本代表MF仲村京雅(元ジェフユナイテッド市原・千葉)、カンボジア代表にはMF小川雄大(元FC岐阜)、MF水野輝(元FC琉球)、DF大瀬貴己(元HBO東京)という帰化選手が選出されており、日系帰化選手の対決にも注目が集まっている。
以下は前日会見での小倉監督のコメント内容。
「グループAはカンボジア(日系3人、コロンビア系1人、コートジボワール系1人、南アフリカ系1人)も含めてどのチームも帰化選手で強化しており、いずれも強敵だ。彼らの試合をいくつか観て、初戦の難しさも理解している。しかし、我々は全ての試合で、とりわけホーム開催の開幕戦は勝利を目指して戦う。」
「大会のために、この数か月準備してきたので、明日の試合では選手たちに実力を発揮してもらいたい。相手がどこであろうと、我々は一貫したサッカーをすることが重要だ。」
一方、初戦で強豪マレーシアと2-2で引き分けて、東南アジアのファンを驚かせたカンボジア代表の行徳監督は初戦の試合後のインタビューで、「チーム全体として、まだまだ改善すべきところが多い。次の試合までに選手たちは、自分たちがすべきことにフォーカスする必要がある。どのようにプレーするかが重要であり、今後の試合での変化に期待したい。」と述べていた。
グループA試合日程
カンボジア vs マレーシア(2-2)
東ティモール vs タイ(0-10)
2024年12月11日
シンガポール vs カンボジア
マレーシア vs 東ティモール
2024年12月14日
東ティモール vs シンガポール
タイ vs マレーシア
2024年12月17日
カンボジア vs 東ティモール
シンガポール vs タイ
2024年12月20日
タイ vs カンボジア
マレーシア vs シンガポール