【アジアカップ最終予選】ベトナムはマレーシアやラオスと同組、4か国中3か国が東南アジア
アジアサッカー連盟(AFC)は12月9日、AFCアジアカップ2027最終予選の組み合わせ抽選会を開催した。この結果、ベトナムはマレーシア、ネパール、ラオスと同じグループFに入った。4か国中3か国が東南アジアの国となっている。
ベトナムは事前のポット分けでポット1に入ることができたため、強敵との対戦を避けることができた。グループFのうち、ベトナムにとって難敵となりそうなのはマレーシアのみ。残りの2か国とは、実力差があるため、ベトナムとマレーシアの一騎打ちになることが予想される。
直近の大会では、ベトナムがマレーシア相手に勝ち越しているが、同予選はFIFAデイズに開催されるため、マレーシアもベストメンバーを揃えてくるので、簡単な試合にはならないだろう。同予選は2025年3月25日~2026年3月31日の日程で開催。ベトナムはホームで行われる初戦でラオスを迎え撃つ。
同予選には、24チームが参加して6組に分かれてホーム&アウェイの総当たり戦を実施。各組上位1チームだけが、サウジアラビア開催のAFCアジアカップ2027の出場権を獲得する。なお、FIFAワールドカップ2026・アジア2次予選を勝ち抜いて最終予選に参戦中のインドネシアについては、アジアカップ2027の出場権を既に得ている。東南アジアで既にアジアカップの本大会出場権を獲得しているのはインドネシアだけ。
ベトナムは過去2大会(2019、2023)のアジアカップでは、いずれも本大会に出場。特にパク・ハンソ監督体制で臨んだ2019年大会ではベスト8に進出して躍進した。