ベトナム4部ディヴィジョン3、選手が試合中に心停止で緊急搬送
11月5日にタインチ・スタジアムで開催されたベトナム4部ディヴィジョン3-2024シーズンのグループステージ第5節で、ダオハー・サッカーセンターFCの選手が試合中に心停止して病院に緊急搬送された。
ダオハーはグループA第5節でクアンニンFCと対戦して1-6で敗れた。この試合の80分、ダン・ティエン・ルック選手が誰とも衝突しなかった場面で突然意識を失ってピッチに倒れこんだ。両チームは直ちにプレーを止めて医療スタッフを呼んだ。医療スタッフが救命措置を施した後、ルック選手はスタジアムに待機していた救急車で病院に搬送された。
医師によると、同選手は過度な運動により一時的な心停止に陥ったとのこと。関係者の証言では、同選手は以前から心疾患を患っており、過去にも心停止したことがあるが、今季もプレーを続行して選手登録されていた。
ダハオ・サッカーセンターFCは、紅河デルタ地方ビンフック省を本拠地とするセミプロチーム。4部に所属しており、まだ3部に昇格したことはない。今季もチーム間の交流促進と選手の成長のために、ディヴィジョン3に参加。今季グループAでは、クアンニンが首位を走っており、ダハオは最下位に沈んでいる。