【女子ACL】グループCは地元HCMCが台中に3-1快勝でGS突破に王手、浦和も17発圧勝で白星発進
AFC女子チャンピオンズリーグ2024-25(女子ACL=AWCL)は10月6日にグループCの第1節がホーチミン市トンニャット・スタジアムで行われ、地元ホーチミン・シティ(HCMC)が台中ブルーホエール(台湾)に3-1で快勝して白星スタートを切った。
今大会のために、アメリカ人助っ人3人を獲得したほか、ポルトガル1部ランクFCからベトナム代表FWフイン・ニューが復帰したHCMCは序盤から台中を圧倒した。
エースのフイン・ニューは内転筋挫傷の影響が残っておりコンディション不良のため、フィニッシュの精度には、やや精彩を欠くところとあったが、FWメーガン・ルートとのコンビプレーなどで相手守備陣を何度も混乱に陥れた。前半はHCMCが主導権を握るも、決定機を活かせずに0-0で終了。一方の台中もカウンター主体の攻撃で何度かチャンスを作った。
後半もHCMCがボールを握る展開となり、50分にメーガン・ルートのパスを受けたMFファン・ティ・チャンがシュート。これは相手GKにはじかれるも、今季リーグMVPのFWグエン・ティ・トゥエット・ガンがこぼれ球を押し込んでHCMCが先制。
勢いに乗るHCMCは65分、グエン・ティ・トゥエット・ガンのクロスにフイン・ニューが頭で合わせて追加点。その僅か3分後には、メーガン・ルートのパスを受けたフイン・ニューが再び決めて、HCMCがリードを3点に広げる。HCMCは終盤1点を返されるも、3-1で台中に快勝。大事な初戦で見事に白星を飾った。
なお、同日行われたグループCのもう一試合では、浦和レッズレディース(日本)がオリッサ(インド)に圧巻のゴールラッシュを演じて、17-0の大差で圧勝した。
HCMCはこの後、10月9日に行われる第2節でオリッサ、10月12日に行われる第3節で浦和レッズと対戦する。HCMCは次節のオリッサ戦に勝てば2位以上が確定し、最終節を待たずしてグループステージ突破が決まる。