ベトナムサッカー連盟、ホーチミン開催の女子ACLグループCのスタジアム無料開放を決定
ベトナムサッカー連盟(VFF)はこのほど、ホーチミン市トンニャット・スタジアムで10月6日~10月12日の日程で開催されるAFC女子チャンピオンズリーグ2024-2025グループCの全試合について、スタジアムを一般無料開放とすることを決定した。今大会に参加するベトナム女王ホーチミン・シティ(HCMC)を応援するファンをより多く集客するのが狙い。
グループステージ突破を目指すHCMCのドアン・ティ・キム・チー監督は、地元開催による大きなアドバンテージがあると強調。慣れ親しんだピッチと気候に加えて、ホストチームとして、気温が下がる午後遅めかつ集客が見込める時間帯(19:00KO)に試合を組むことができるのも大きな利点。
ベトナム女子リーグ6連覇中のHCMCは今大会で、浦和レッズレディース(日本)、台中ブルーホエール(台湾)、オリッサ(インド)と対戦する。同組では浦和が頭一つ抜けており、他の2チームも良い準備をしているとのこと。台中には4人のタイ人選手がおり、最近は日本人選手も補強。オリッサは多くのインド代表選手を擁しているほか、複数のアフリカ系助っ人でチームを強化している。
対するHCMCも今大会のためにアメリカ人助っ人3人を補強し、さらにポルトガル女子1部ランクFCからベトナム代表FWフイン・ニューが復帰。キム・チー監督は、「HCMCはフイン・ニューと助っ人3人を補強したが、国際大会では多くの困難が予想される。1試合毎にベストを尽くしてグループステージ突破を実現したい。初めて国際大会を経験する若手も多い。このプレッシャーを乗り越えて戦ってほしい。多くのファンにスタジアムに足を運んで応援して欲しい」とコメントした。