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ベトナム女子代表の功績を称える書籍「ダイヤモンドガールズ」を出版

男子ベトナム代表チームを紹介した書籍「ゴールデンウォリアーズ(Những chiến binh sao vàng)」の好評を受けて、キムドン出版はこのほど、女子ベトナム代表チームの功績を称えた新書籍「ダイヤモンドガールズ(Những cô gái kim cương)」を出版した。

東南アジア版オリンピックの東南アジア競技大会(SEA Games)で最多8個の金メダルを獲得し、AFF女子選手権でも3度の優勝を誇るベトナム女子代表は、ASEAN女王の名を欲しいままにしている。2023年にはFIFA女子ワールドカップにも初出場して、ついに長年の夢の舞台を経験した。

Photo:Hanoi Moi

書籍「ダイヤモンドガールズ」では、コロナ禍の開催で困難を極めたAFCアジアカップ2022について、知られざるエピソードを交えて振り返り、女子ワールドカップ初出場までの物語が綴られている。また、代表チームのプレースタイルや選手の情報も掲載されており、盛り沢山の内容となっている。

ワールドカップ予選を兼ねたアジアカップは、まさにチームの底力が試される大会だった。大会前のスペイン遠征で新型コロナのクラスターが発生して出場自体が危ぶまれる中、隔離明けのメンバーが合流して直前のチーム練習無しのぶっつけ本番で大会に臨んだベトナムは、日本、韓国、ミャンマーと同居する死のグループCを辛くも3位で突破。

決勝トーナメントでは1回戦で中国に1-3で敗れて5位決定プレーオフに回り、ここでタイと台湾を激闘の末に下してアジア5位に滑り込み、悲願のワールドカップ出場権を獲得した。

書籍では、大会中に代表メンバーが残した印象的な言葉やエピソードを網羅。守護神チャン・ティ・キム・タイン、点取り屋フイン・ニュー、大ベテランのチャン・ティ・トゥイ・チャン、ママさん選手ファム・ホアン・クイン、鉄の薔薇チュオン・ティ・キエウ、双子のチャン姉妹など個性豊かな選手たちを紹介するページもある。さらに、ベトナム女子サッカーの父であるマイ・ドゥック・チュン監督を称えることも忘れていない。

Photo:Pham Hoang Quynh

同書籍は、ベトナム女子サッカーの歴史を築いた代表チームと選手たちを称えるだけでなく、スポーツとサッカーを愛するベトナムの少女たちにインスピレーションを与えるものとなることが期待されている。

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