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【AFC U-20女子アジア杯2次予選】井尻監督率いるベトナムがレバノンに3発快勝で本大会出場権を獲得

AFC U-20女子アジアカップ2024-2次予選はグループAの第2節が6月5日に東北部フート省ベトチー・スタジアムで行われ、井尻明監督が率いる開催国のU-20ベトナム女子代表がU-20レバノン女子代表を3-0で下した。これでベトナムは2連勝となり、1試合を残して本大会出場を決めた。

格上のベトナムに対し、レバノンは自陣でブロックを敷いてカウンターを狙う作戦。ベトナムは前半から多くのチャンスを作ったが、レバノンの粘り強い守備の前にゴールが遠い展開。試合が動いたのは、前半AT45+3分。FWゴック・ミン・チュエンがスピードに乗ったドリブルで相手DF3人を抜き去ってシュート。これが決まってベトナムに待望の先制点が生まれる。

後半もベトナムが圧倒的にボールを支配。1点差の危うさを理解しているベトナムは、後半も果敢に追加点を奪いにいった。レバノンも集中を切らさず、後半中頃まで膠着状態が続くも、76分にオーバーラップしてきたDFレ・ティ・バオ・チャムがクロスに合わせて追加点。勢いに乗るベトナムはその僅か3分後、FWゴック・ミン・チュエンがダメ押しの3点目を決めて勝利を決定的なものとした。

試合はこのままベトナムが3-0で勝利。2連勝のベトナムが最終節を待たずして本大会行きのチケットをゲットした。なお、ベトナムは最終節で、同じく2連勝で予選突破を決めたオーストラリアと首位の座をかけて対戦する。ベトナムは得失点差で下回っており、逆転で首位に立つためには勝利が必要となる。

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