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【AFC U-20女子アジア杯予選】井尻監督率いる地元ベトナムがシンガポールに11発圧勝で2連勝

AFC U-20女子アジアカップ2024-1次予選グループFは3月9日に東北部フート省ベトチー・スタジアムで第2節の試合が行われた。井尻明監督が率いる地元U-20ベトナム女子代表は、U-20シンガポール代表に11‐0で大勝して2連勝となり、同組首位に浮上した。

Photo:VFF

1次予選突破の期待がかかるベトナムは、同組で最も力が劣ると評価されるシンガポール相手に怒涛のゴールラッシュを演じた。

ベトナムは開始早々の2分に先制ゴールを決めると、前半だけで4点のリードを奪うことに成功。第1節でインドが大量7ゴールでシンガポールを下しているため、ベトナムは後半も攻撃の手を緩めず、さらに7点を追加し、11‐0の圧勝でシンガポールに格の違いを見せつけた。

なお、同日行われたグループFのもう一試合では、U-20インド女子代表がU-20インドネシア女子代表に6-0で大勝している。この結果、第2節を終えてベトナムとインドが勝ち点6で並んだが、得失点差で僅かに1点上回ったベトナムが首位に浮上。試合後、ベトナムサッカー連盟(VFF)はU-20ベトナム女子代表に3億VND(約170万円)の報奨金を贈ることを決定した。

ベトナムはこの後、3月11日に行われるグループステージ最終節でインドとの首位決戦に臨む。1次予選を突破できるのは、首位の1チームのみ。得失点差で優位に立つベトナムは引き分け以上で、1次予選突破が決まる。

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