【Vリーグ2023戦力分析】ハイフォンFC:名将のもと一致団結で2季連続の上位進出を狙う
限られた戦力で昨季リーグ2位に躍進したハイフォンFCだが、今季は主力の流出を含め多くの問題に直面している。しかし、名将チュー・ディン・ギエム監督の強烈なリーダーシップのもと一致団結したチームは、引き続き対戦相手にとって厄介な存在であり続けると予想される。
正式名称:ハイフォンFC
略称:ハイフォンFC
設立:1952年
本拠地:ラックチャイ・スタジアム(SVĐ Lạch Tray:3万人収容)
監督:チュー・ディン・ギエム
主な獲得タイトル:ベトナムカップ(1995,2014), ディヴィジョン1(1995, 2003)
昨季の成績(Vリーグ1:2位 14勝4敗6分 得点39 失点26)
残留争いに加わると予想された中でのハイフォンFCの躍進はまさにサプライズだった。かつてハノイFCで黄金時代を築いた名将チュー・ディン・ギエム監督も、開幕当初は1部残留を目標にすると明言していた。しかし、ふたを開けてみればハイフォンFCはシーズン序盤から安定した戦いを見せて、終盤までその勢いが衰えることはなく、2位でフィニッシュ。優勝したハノイFCとの勝ち点差は僅か3だった。シーズン後期に14試合無敗というリーグ新記録を樹立したことからも、昨季のハイフォンがいかに安定した、しぶといチームだったかが分かる。
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