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【国際親善試合】ベトナム代表がドルトムントに2-1で逆転勝ち ドルトムントの東南アジアツアーは2勝1敗

ドイツ1部の強豪ボルシア・ドルトムントは、11月29日から11月30日にかけて東南アジアツアーの最終目的地であるベトナムを訪問した。30日にはハノイ市ミーディン国立競技場でベトナム代表と親善試合を行い、ベトナム代表が2-1で逆転勝ちを収めた。この試合はベトナム代表にとってAFF三菱電機カップ2022に向けた準備。

Photo:VFF

ベトナム代表のパク・ハンソ監督はこの試合で、数人の怪我明けの選手や新戦力をスタメンで起用。一方のドルトムントもレギュラー組は数人でサブ組中心のスタメンとなった。試合は序盤から激しい攻防となり、12分には、オランダ代表候補のFWドニエル・マレンが左サイドからのクロスの折り返しを合わせてドルトムントが先制。

同点ゴールを目指すベトナムは、カウンター中心に攻撃を展開。36分には左サイドを駆け上がったMFグエン・フォン・ホン・ズイがシュート。こぼれ球をFWグエン・ティエン・リンが決めてベトナム代表が同点に追いつき、前半を1-1で折り返す。

後半に入ると、両チームともにメンバーを大きく変更。その後は徐々にオープンな展開となり、互いにゴール前でのシーンが増えていく。どちらも決定機を活かせない中、終盤の84分、途中出場のFWグエン・バン・トアンが相手ペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これを同じく途中出場のFWグエン・トゥアン・ハイがきっちり決めて、ベトナム代表が土壇場で勝ち越し。直後にホイッスルが鳴ってベトナム代表が2-1でドルトムントに逆転勝ちした。

ドルトムントの東南アジアツアー3試合の結果は以下の通り。

11月24日@シンガポール
ライオン・シティ・セーラーズ 2-7 ドルトムント

11月28日@マレーシア
ジョホール・ダルル・タクジム 1-4 ドルトムント

11月30日@ベトナム
ベトナム代表 2-1 ドルトムント

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