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ベトナム女子代表FWフイン・ニューがポルトガル移籍後初スタメン、2G1Aの大暴れでMOM獲得

ホーチミン・シティ1(HCMC1)からポルトガル女子1部ランクFCに期限付き移籍中のベトナム代表FWフイン・ニューが、11月5日にホームで行われたリーグ戦第6節ファマリカン戦で、移籍後初スタメンを飾った。フイン・ニューはこの試合で、チームの全得点に絡む2ゴール・1アシストの活躍を見せて、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。

Photo:Bongda+

フイン・ニューはこの試合、左FWの位置に入り、序盤から精力的に動き回って相手ゴールを狙いに行った。前半17分にセットプレーから先制を許したランクだが、後半から反撃を開始。後半立ち上がりに得たPKをフイン・ニューが決めて試合を振り出しに戻す。フイン・ニューにとって、これが移籍後初ゴール。

しかし、ランクは守備の乱れから短時間でPKを含む2失点を許して、2点を追う展開となる。嫌な流れを断ち切ったのは、この日、キレのある動きをしていたフイン・ニューだった。

72分、右サイドからのクロスをダイレクトで合わせて1点差に詰め寄ると、わずか2分後には左サイドをドリブル突破したフイン・ニューがFWマルのゴールをお膳立て。フイン・ニューは81分に足を痛めて退場したが、2ゴール・1アシストの大暴れで、スタメン起用の期待に応えた。

試合はこのまま3-3でホイッスル。ホームで勝つことは出来なかったが、2点ビハインドからの同点で、ランクにとっては大きな勝ち点1となった。

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