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元U-19ベトナム代表監督フィリップ・トルシエ、SEA Games連覇に貢献したかつての教え子の成長を語る

2019年~2021年にU-19ベトナム代表監督を務めたフランス人のフィリップ・トルシエ氏(67歳)は最近、地元メディアの取材に応じて、ベトナムが自国開催した第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)で金メダルを獲得したパク・ハンソ監督率いるU-23ベトナム代表に惜しみない賛辞をおくった。このチームには、MFフイン・コン・デンやDFブー・ティエン・ロン、DFファン・トゥアン・タイなどトルシエ氏のかつての教え子が数人含まれていた。

Photo:VTV

‐先日のSEA GamesでのU-23ベトナム代表の活躍をどのようにご覧になりましたか?

「決勝の試合を観て感じたことは、U-23ベトナム代表がメダルに相応しいチームだったということ。どちらも最後まで集中を切らさず、ベトナムは試合の行方を決定づける後半の重要な時間帯にゴールを決めた。今回の勝利は、コロナ禍を経験したベトナム国民への素晴らしい贈り物になった。そして今回の勝利は、ベトナムサッカー界が今後、オリンピック2024や女子ワールドカップ2023など更なる高みを目指す上での動機づけとなった。」

「自国開催する国際大会においては、国民からの期待によりアスリートに多大なプレッシャーがかかることを知っている。サッカーはベトナムにおける国民的スポーツだ。男子も女子も金メダルが最低限のノルマとされていたことに同情を禁じ得ない。」

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