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ベトナム女子代表、韓国遠征2戦目は韓国女子代表に3-2勝利の大金星

韓国遠征中のベトナム女子代表は4月12日、同遠征2試合目となる親善試合を韓国女子代表と行い、3-2で勝利した。同遠征はベトナムが5月に自国開催する第31回東南アジア競技大会(SEA Games31)に向けた準備。東南アジア女王ベトナムは今大会で3大会連続の金メダル獲得を目指している。

同遠征初戦で韓国女子代表に0-3で敗れたベトナム女子代表は、2試合目でスタメンを若干調整。ベトナムは立ち上がりに混乱が見られ、韓国に先制を許すが、すぐさまMFタイ・ティ・タオのゴールで同点に追いつき、前半を1-1で折り返す。

後半に入ると、ベトナムは若手を積極的に起用して中盤の活性化を図る。これで流れを引き寄せたベトナムは、FWフイン・ニューとFWファム・ハイ・イエンの両エースが1ゴールずつ決めて3-1にリードを広げる。試合終了水際に韓国に1点を返されるも、3-2で逃げ切って格上韓国に見事な勝利を収め、同遠征初白星。親善試合とはいえ、格上韓国相手の大金星とあり、SEA Games連覇と女子W杯に向けて選手たちが手応えを掴むきっかけとなりそうな試合になった。

なお、ベトナム女子代表は明日、宿泊先を移動。その後、4月15日に威徳大学校、4月18日に慶州韓国水力原子力FCとトレーニングマッチを行う予定。当初は韓国女子代表のほかに4試合のトレーニングマッチを予定していたが、都合により2試合に減った。

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