ベトナム代表MFファム・ドゥック・フイ、8年前のコンサドーレ札幌への留学を振り返る
ベトナム1部ハノイFC所属のMFファム・ドゥック・フイ(26歳)とDFドー・ズイ・マイン(25歳)は、2013年末に日本からの招待を受けて当時J2のコンサドーレ札幌(現J1北海道コンサドーレ札幌)の練習に参加し、Jリーグ合同トライアウトにも参加した。
2013年末のある日、18歳のファム・ドゥック・フイと17歳のドー・ズイ・マインは突然日本から招待を受けた。
その独特の風貌から、サポーターから“アラブの王子”と呼ばれて愛され、指揮官からは中盤の複数のポジションでプレー可能なユーティリティ性が高く評価され、今ではベトナム代表の常連にもなったドゥック・フイ。今回、そのドゥック・フイが地元メディアの取材に応じて、8年前の“日本留学”の思い出を語った。
「日本がU-19ベトナム代表メンバー(※当時のU-19代表はグエン・コン・フオン(元水戸)、グエン・トゥアン・アイン(元横浜)らを擁し黄金世代と呼ばれていた)の招待を計画して、驚くべきことに僕とズイ・マインが選ばれた。その日、ハノイ市の文化スポーツ観光局に呼び出され、そのように告げられた。当時の僕らはハノイFCトップチームのメンバーではなかった。」
「渡航時期やトライアウト、滞在中の計画、現地の連絡先などを聞いた。連絡先の名前は遠藤氏(Jリーグ国際部)だった。彼は何度もベトナムに来たことがあった。僕たちは英語が堪能じゃなく、日本語もさっぱりだったが、とにかくそんな状態で日本に渡った。」
(残り 853文字/全文: 1552文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ