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2年契約延長の西野監督、年俸は10%UPの3300万バーツ。タイの26年W杯出場は「十分に到達できる目標」

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包括的にタイサッカー界の強化に関わる

今月24日、タイ代表を率いる西野朗監督の2年の契約延長が正式に発表された。昨年7月の就任から半年の契約でA代表とU-23代表の監督を務めてきたが、東京五輪出場を目指したAFC U-23選手権が終わったタイミングで契約内容を見直しての更新となった。

新たな契約は2022年までの2年間で、タイのメディアによれば年俸は10%アップの3300万バーツ(約1億1600万円)。タイ代表監督史上でも最高レベルの待遇で日本人指揮官に代表強化が委ねられることとなった。

タイサッカー協会が掲げるターゲットは2026年のワールドカップ出場。西野監督はグラスルーツや指導者の育成なども含めて包括的にタイサッカーの強化に関わっていくこととなる。

今回の契約更新に際して、西野監督は以下のようにタイメディアに語っている。

西野 改めて契約をしていただけた。お話をさせてもらって、ありがたく引き受けることにしました。

──今回の契約に関しては、協会の会長選挙のタイミングが関わっているか。

西野 いや、昨年契約したときに、オリンピックの予選を一つ大きな目標として、またそこで契約を見直していただけるということでスタートしたので。そのタイミングだったので、全く選挙には関係ないです。

(残り 1400文字/全文: 2021文字)

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