西野監督「フィジカル的に追いつけなかった」。第2戦はオーストラリアに逆転負け【AFC U-23選手権レポート/A組②オーストラリア戦】
初戦と同様のスタメンを選択
初戦でバーレーンに5対0と快勝し、東京五輪切符獲得へ向けて好スタートを切ったタイ。試合前にイラクとバーレーンが引き分けたため、第2戦のオーストラリア戦は勝てばグループリーグ首位通過が決まる状況で迎えることになった。
初戦のバーレーン戦後から西野監督は、「コンディションに問題がなければ初戦のメンバーが基本になる」とスタメンを動かさないことを示唆していた。実際、オーストラリア戦のスタートのピッチに立った11人は、バーレーン戦の11人と全く同じ顔触れとなった。
「(バーレーン戦後の)リカバーの中で、ダメージを負っている選手がいるなら変えるつもりでした。ただ、ある程度狙いをコンスタントに出したいというところで、スタートはメンバーを動かさずに入りました。入れる状態でした」(西野監督)
快勝した初戦のイメージをオーストラリア戦にもつなげるための西野監督の選択だったが、実際には試合前からアクシデントが起きていた。10番のMFスパチョークがアップ中に筋肉系の違和感をうったえており、そのままスタートしたものの、代役となるジャルンサックには試合前から早い段階での投入の可能性を伝えて準備もさせていたという。
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