東南アジアの2強が激突するグループG首位決戦。主力が揃った西野タイは、ハノイで勝ち点3を手にできるか【W杯アジア2次予選・ベトナム戦(A)プレビュー】
勝てば首位再浮上、負ければベトナムの独走態勢も
19日、西野朗監督率いるタイ代表はW杯アジア2次予選の大一番に臨む。対するのは、タイと並ぶ東南アジアの盟主へと飛躍を遂げたベトナム。W杯予選でもその実力を証明し、ここまで4戦を終えて3勝1分の勝ち点10で首位に立っている。勝ち点7で2位につけるタイは直接対決に勝利すれば再び首位浮上となるが、敗れればベトナムとの勝ち点差は6に広がり、最終予選進出に黄色信号が灯る。
タイは第1戦で、ホームでベトナムと激突している。西野監督のタイ代表での初陣でもあった一戦は、0対0のスコアレスドローに終わった。FWティーラシン・デーンダーが負傷で不在だったこともあるが、西野監督はベトナムの3バックを封じるための戦術としてMFティティパン・プアンチャンを前線に配置する2トップという形を採用した。
【ホームでのベトナム戦、タイ代表スタメン】
この一戦では中盤もダイヤモンド型というこれまでのタイ代表とは異なる形がとられており、ここまでの4試合を振り返っても異質なフォーメーションでの戦いだった。西野監督の策はベトナムを封じるという意味では一定の成果を見せたが、何度かあった好機を決めきることができずに勝ち点3獲得とはならなかった。
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