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W杯アジア2次予選|新型コロナウイルス蔓延の懸念により3月と6月の試合が延期に

フィリピンサッカー連盟は9日、3月と6月の国際Aマッチウィークに予定されていたW杯アジア2次予選(兼アジアカップ予選)の第7節から第10節までの試合が、新型コロナウイルスの世界的な蔓延の影響により延期されることを、連盟の公式サイトで発表した。

発表によると、開催の延期はこの予選のすべての組の試合が対象となっているとのこと。

 

(C) FIFA

グループA組に所属するフィリピン代表は、第7節(3月26日)にグアム代表戦(ホーム)、第9節(6月4日)に中国代表戦(アウェー)、そして最終節(6月9日)にモルディブ代表戦(ホーム)の3試合が予定されていたが、これらは10月と11月の国際Aマッチウィーク期間中に行なわれる方向となった模様で、今後の状況を精査した上で正式な試合日程が組まれることになるようだ。

尚、W杯アジア2次予選が行なわれなくなった3月と6月の国際Aマッチウィーク期間中でも、国際サッカー連盟とアジアサッカー連盟の合意を得た場合は、国際親善試合の開催が可能となったとしており、一部の報道によるとマレーシア代表やカンボジア代表との親善試合の開催に向けて調整を始めたという情報もある。

フィリピン代表はW杯アジア2次予選の第6節までを消化した時点で、5試合2勝1分2敗の勝ち点7で首位を走るシリア代表と2位の中国代表に次ぐ3位に付けている。今後、シリア代表と中国代表を上回る可能性は低いものの、このグループA組3位の座を守ることが出来れば、2023年に中国で開催されるアジアカップの3次予選進出が決まる。

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