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AFCクラブコンペティションランキング|ACL決勝戦が終わり今季最終ランキング確定

(C) footy rankings

24日、埼玉スタジアムでACL(AFCチャンピオンズリーグ)2019の決勝第2戦が行なわれ、サウジアラビアのアル・ヒラルが2-0(第1戦との合計3-0)で浦和レッズを破り、3度目のアジアクラブ王者に輝いた。

この結果、今シーズンの AFC(アジアサッカー連盟)主催クラブ大会の全日程が終了し、2019年のAFCクラブコンペティションランキングの順位が確定。試合終了直後に Footy Rankings がその最終ランキングを速報している。

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AFCクラブコンペティションランキング

2019年最終ランキング

東地区|全体|国名|ポイント

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青字:EAFF(東アジア連盟)加盟国

赤字:AFF(東南アジア連盟)加盟国

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1位|1位|?? 中国|100.00

2位|3位|?? 日本|93.321

3位|5位|?? 韓国|85.979

4位|8位|?? タイ|51.189

5位|11位|?? オーストラリア|40.896

6位|13位|?? フィリピン|32.130

7位|14位|?? 北朝鮮 |30.100

8位|16位|?? ベトナム|28.570

9位|18位|?? マレーシア|26.960

10位|19位|?? シンガポール|26.607

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11位|23位|?? 香港|19.945

12位|27位|?? ミャンマー|12.756

13位|28位|?? インドネシア|12.550

14位|31位|?? カンボジア|6.770

15位|32位|?? マカオ|5.489

16位|35位|?? ラオス|2.241

17位|39位|?? 台湾|0.457

18位|40位|?? モンゴル|0.274

19位|42位|?? 東ティモール|0.000

19位|42位|?? ブルネイ|0.000

19位|42位|?? グアム|0.000

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AFCは、2021年と22年のACL本大会を現行の32チーム(東地区16、西地区16)から、40チーム(東地区20、西地区20)に拡大して開催することを決定しており、現行の東・西地区の1位から6位の国に与えている出場枠に加えて、7位から10位の国にも枠が与えられることになっている。さらに大会の改革案として、前年のACL王者とAFCカップ王者のクラブチームにも、国内での戦績に関係なく枠を与えることを検討している模様だ。

これらの「枠」の内容については、それが本大会への出場権なのか、プレーオフ(予選)への出場権なのか、まだAFCは発表していないものの、現行の東・西地区の1位から6位までの国の出場枠はそのままに、7位から10位までの国をACLのステージに組み込むことを大前提としていることから、おそらくは7位から10位の国の第1代表チーム(前年リーグ王者)には、本大会への出場権が与えられる可能性が高い。

2021年と22年の大会フォーマットが正式に発表されることを待つ必要があるが、2020年大会まで適用される現行フォーマットの出場枠をそのまま維持した上で、そこに新たに4カ国のリーグ王者(またはACLとAFCカップの前年王者)が加わるのであれば、ACLはより多くの国々の観戦者と視聴者を獲得するだろう。

一方で、これまで7位以下の国々(のクラブチーム)が凌ぎを削っていたAFCカップは、ACLが拡大することによって大会レベルの低下を招くことが予想される。7位から10位までのリーグ王者以外のクラブチームが参加するようなフォーマットになったとしても、より下位の国々に拡大して行く大会になることは間違いないからだ。

尚、現行フォーマットで行なわれるACL2020(とAFCカップ2020)の組み合わせ抽選会は、12月10日に開催される予定。アジア東地区の本大会出場枠は2017年の最終ランキングに基づき、1位韓国、2位中国、3位日本、4位オーストラリア、5位タイ、6位マレーシアに与えられている。

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