長谷川雄志ってどんな人? 相模原の番記者に聞いてみた
写真提供:舞野隼大
12月22日、J2徳島から長谷川雄志が完全移籍で加入することが決まった。宮崎産業経営大学を卒業後、2019年に当時J1の大分へ入団。2022年から徳島に完全移籍し、今季は相模原に期限付き移籍していた。
利き足は「両足」と謳う28歳は、いったいどんな選手なのか。相模原の番記者を務める舞野隼大氏に聞く。
――長谷川選手は今季、相模原で21試合に出場しました。
移籍すると聞いたときは、「痛いな」と思いました。(第28節)岐阜戦から3バックの左で出るようになりましたけど、両効きなので左足でまっすぐフィードを出すこともできるし、右足でサイドチェンジもできる。最後のほうは核になっていた印象があるので、痛いなというところですね。
――本職はボランチの選手だと思います。3バックでの起用はチーム事情なのか、適性を見出されたのか、どちらだと感じましたか?
適性を見出されたのかなと思います。ボランチとして良いものは持っていますけど、出場機会に恵まれない日々が続いた中で、シュタルフ(悠紀)監督から「3バックの左はどうだ」と練習試合の前日に打診されたみたいです。
本人は断って当日の練習試合を迎えたらしいですけど、ボードを見たら3バックの左にマグネットがあって(笑)。やるしかないと思ってやってみたら、結構良いパフォーマンスが出せたと。翌週の岐阜戦でも先発起用されて、そこからはずっとスタメンが続いていました。
――3バックの左では、どのような役割を求められていましたか?
もともとは左利きの山下諒時選手というセンターバックがいて、まずはボールを持ったら背後を見て、一番ゴールに近い選択肢を取るようにしていました。それと同じような役割を長谷川選手もできるし、かつ右足でも蹴れるので振り分けができる。そこは求められていたところだと思います。
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