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好調のセットプレーから2発も、軽率な3失点でまさかの逆転負け【選手コメント付き】

SOMPO WEリーグ 第8節
11月10日(日)14:00KO
長野Uスタジアム

AC長野パルセイロ・レディース 2-3 ノジマステラ神奈川相模原

 

立ち上がりから威勢の良い入りを見せ、自陣に押し込む展開が続く。9分にはビルドアップからスムーズに前進し、ペナルティエリア手前で髙橋雛がシュート。これはGK池尻凪沙の好セーブに阻まれた。

それによって得た左CKから、今度は右CKを獲得する。稲村雪乃のキックに坂井優紀が頭で合わせ、髙橋と岩下胡桃が連続して詰めるもネットを揺らせず。それでも32分、再び稲村が右CKを蹴ると、高い打点で合わせた坂井が先制点。172cmの長身が2度目のチャンスをモノにし、加入後初ゴールとなった。

その後も球際の強度で相手を上回り、決定機も作れていた。勢いのままに追加点を決めたいところだったが、終了間際の45+1分に失点を喫する。

自陣左サイドで一度はボールを奪うも、岡本祐花のドリブルが相手に取り返される。そこからペナルティエリア内に持ち込まれると、菊池まりあが片山由菜を倒してPKを献上。これを片山に自ら決められた。

このシーン以外にも、自陣での安易なボールロストは何度かあった。肝心な時間帯で詰めの甘さを露呈し、1-1で前半を折り返す。

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