クラブワーストタイの9試合未勝利。複数得点こそが脱却のカギ【J3第33節・琉球戦/マッチレビュー】
明治安田J3リーグ 第33節
2024年10月19日(土)15:00KO
長野Uスタジアム
AC長野パルセイロ 1-1 FC琉球
「長良川の悲劇」の次は、「南長野の悲劇」が待っていた。
前節・アウェイ岐阜戦では、90+2分に勝ち越されて敗戦。今節もホームで90+3分に追いつかれ、土壇場で勝ち点を取りこぼした。クラブワーストタイの9試合未勝利で、暫定17位のまま残り5試合を迎えることとなる。
対琉球の守備が機能も、前半はシュートゼロ
琉球はいわゆるボール保持型のチームだ。システムは3-1-4-2が予想されたが、蓋を開けてみれば中央の五角形が異なる。長野と同じ3-4-2-1の布陣。ミラーゲームの中で、相手をいかに捕らえるかがポイントとなった。
「琉球のストロングポイントは我々のハーフスペースを使って、ターンして進入していくこと」と髙木理己監督。その強みを消すべく、まずは供給源となるボランチ・岩渕良太を左シャドーの山中麗央がマンツーマンで抑える。必然的に相手の3バック右が空く形となるが、そこにはボランチの西村恭史を押し出した。
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