長野県フットボールマガジン『Nマガ』

10人の相手をこじ開けられず。勝負弱さの根源にあるのは――【J3第30節・福島戦/マッチレビュー】

福島ユナイテッドFC 0-0 AC長野パルセイロ

 

前節は10人に追い込まれたが、今節は10人に追い込んだ。数的優位の中で約30分を過ごすも、ゴールをこじ開けられずスコアレスドロー。アウェイで勝ち点1を持ち帰ったというより、勝ち点2を失ったと捉えるのが適切だろうか。6試合未勝利、暗雲に包まれたまま次節の信州ダービーへと向かう。

守備の軌道修正が奏功も、遠かった1点

今節の先発メンバー(長野:3-4-2-1、福島:4-3-3)

中2日でアウェイ讃岐戦を控える福島は、前節からスタメンを9人入れ替えてきた。3トップは森晃太、樋口寛規、塩浜遼の3人。長野としては矢島輝一、長野星輝らパワータイプのセンターフォワードを据え、前線で起点を作って森や塩浜が湧き出てくる形を想定していたが、相手の出方は異なった。

(残り 2051文字/全文: 2517文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ