長野県フットボールマガジン『Nマガ』

無失点で乗り切るも、2試合連続の無得点。甲乙付けがたい勝ち点1【J3第21節・岩手戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 0-0 岩手グルージャ盛岡

 

まさに“どっちつかず”の展開だった。互いに得点の匂いは薄く、スコアレスドロー。内容からしても可もなく、不可もなくといったところだろうか。最低限の勝ち点1は持ち帰ったが、これで現体制最長の5試合未勝利となった。

想定外な岩手の出方。それ以前にミスが散見

今節の先発メンバー(長野:4-4-2、岩手:4-3-3)

互いに4試合勝利から遠ざかる中、スタメンを4人ずつ入れ替えて臨んだ。長野はサイドを主戦場とする田中康介をボランチで起用。相手が長身FW都倉賢を目がけて放り込んでくることを想定し、セカンドボールの回収役としてアジリティを活かす算段だ。

とはいえ、この日の岩手の出方は違った。最前線には都倉ではなく、佐藤未勇を起用。インサイドハーフに今季初出場の中村充孝、左サイドバックに右が本職の高橋峻希を据えるなど、従来とは様相が異なる。主力のコンディション不良もあったようだが、長野としてはやや意表を突かれた形だ。

(残り 1593文字/全文: 2131文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ