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セットプレーで分かれた明暗。失点癖を直さない限り、昇格はない【J3第20節・金沢戦/マッチレビュー】

ツエーゲン金沢 3-0 AC長野パルセイロ

 

直近4試合で10失点と、守備が安定しない。前半は課題であるセットプレーから2点を決められ、後半にもカウンターから追加点を献上。攻撃においても今季2度目の不発に終わった。後半戦初戦を白星で飾れず、これで4試合未勝利に。昇格レースに生き残るためには、“失点癖”の解消がマストだ。

セットプレーから連続失点。後半は10人に

今節の先発メンバー(長野:4-4-2、金沢:3-4-2-1)

長野は前節からスタメンを3人変更。引き続き4-4-2のシステムを採用し、ボランチを務めていた古賀俊太郎が右サイドハーフに入る。5-4-1のブロックで中央を閉じてくる金沢に対し、間を突ける選手を増やしたようなイメージだ。

前回対戦では3-4-2-1同士のミラーゲームだったが、今回は構図が異なる。互いにどのような出方をしてくるのか。それを確認する間もなくスコアが動いた。金沢は2分、大山啓輔のFKから庄司朋乃也が頭で合わせて先制。15分にも大山のCKを小島雅也がヘディングで仕留め、立ち上がりに2点のリードを奪う。

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