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主力組の東京Vに屈して完敗。勇敢さを欠き、らしくないゲームに【天皇杯2回戦・東京V戦/マッチレビュー】

東京ヴェルディ 5-0 AC長野パルセイロ

 

J1の主力組を前に、長野らしさを欠いた。公式戦では今季最多となる5失点を喫し、反撃も及ばず。J3とJ1。相応の差を見せつけられた格好だ。その差を埋めるためにも、自分たちのカテゴリーを引き上げなければならない。

前半だけで2失点。後半も歯止めが効かず

長野はリーグ前節から中3日ながら、スタメンの変更は2人のみ。ダブルボランチにはパク・スビンと古巣対決の加藤弘堅を据える。一方の東京Vも「絶対に勝ち上がるというメンバーにした」と城福浩監督が話すように、リーグ戦の主力組をぶつけてきた。

まさにがっぷり四つの戦いだ。互いに3-4-2-1のシステムを敷き、ハイプレスを志向する。長野は前がかりに出て相手を押し込むと、8分には忽那喬司のCKから杉井颯がヘッド。これはGKマテウスに正面で止められるも、威勢の良い入りを見せた。

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