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充実の7発大勝。結果と内容の両輪を回し、大宮戦に弾みをつける【天皇杯1回戦・猿田興業戦/マッチレビュー】

AC長野パルセイロ 7-0 猿田興業

 

トーナメントは結果がすべてと捉えつつ、内容も実るばかりだった。ケガ人の復帰、交代選手の活躍、チームとしての立ち振る舞い――。多くの好材料を持ち帰り、リーグ次節の首位・大宮戦に立ち向かう。

サイドを攻略。森川と近藤の関係性が光る

今試合の先発メンバー(長野:3-4-2-1、猿田興業:4-4-2)

ルヴァンカップから中3日の長野は、スタメンを総入れ替え。近藤貴司がケガから復帰し、2シャドーの一角に入る。3-4-2-1の布陣でボールを握りながら、4-4-2のブロックをいかに崩すか。分かりやすい構図で試合が進んだ。

コイントスに勝った猿田興業は、エンドを変更。前半は風上を選び、ボールを奪えばシンプルに背後を狙ってきた。対する長野は、風にやや押し返されながらもボールを繋いでいく。ブロックの隙間を縫いつつ、ウイングバックの位置に優位性を持って前進した。

(残り 1516文字/全文: 2013文字)

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