長野県フットボールマガジン『Nマガ』

2点差を追いつくも、ラストプレーで失点。最終節を勝利で飾れず【監督、選手コメント付き】

WEリーグ 第22節
2024年5月25日(土)14:00KO
長野Uスタジアム

AC長野パルセイロ・レディース 2-3 ノジマステラ神奈川相模原

 

開始数分は威勢の良い入りを見せる。5分、ゴールキックからルーズボールを拾い、稲村雪乃の中央突破から鈴木日奈子がミドルシュート。攻守ともに積極性が光ったが、その後は徐々にペースを失った。N相模原は1トップの大竹麻友を起点としつつ、機動力ある2シャドーらが湧き出てくる。それに対してAC長野は出足が遅れ、セカンドボールを拾いきれない。

16分にはビルドアップのミスから先制を許す。奥川千沙が自陣でボールを奪われると、一度はGK伊藤有里彩がカバーするも、藤原加奈に頭上を射抜かれて失点。その後もミスが頻発し、自分たちのリズムを取り戻せない。せめて1点ビハインドで折り返せたのは好材料だった。

仕切り直しの後半、開始から1トップに川船暁海を投入する。ディフェンスラインの背後を狙い、55分には岡本のスルーパスからシュートを放った。77分に再び自陣でのミスから失点するも、86分に稲村雪乃が追撃弾。終盤にかけて勢いを増し、90+2分にはCKから大久保舞が同点ゴールを決めた。

しかし90+6分、FKから意表を突かれて失点。ラストプレーで2-3と勝ち越され、最終節を白星で飾れず。廣瀬龍監督体制1年目を12チーム中11位で終えた。

以下に廣瀬龍監督、岡本祐花、川船暁海、稲村雪乃のコメントを掲載する。

 

■廣瀬 龍監督

――まずは試合の総括をお願いします。

劇的な負け方で、大変残念でした。スタートから出足が悪い中で、主導権を取られて進みました。風の影響もある中で、空中のボールに対しての反応が悪かったり、セカンドボールを拾えなかったりして、前半を1点のビハインドで終わりました。

後半は絶対に最終戦をものにしようと送り出しましたけど、ああいう形で失点を取られました。0-2になったところからは、何かしらの選手たちのプライドがあったと思います。同点になるまでは良い流れで進みましたけど、最終的にはFKから失点して負けてしまいました。不運ということではなくて、何かチームで抱えた問題があったと思います。

――1失点目と2失点目は、自分たちのミスから生まれました。今季を象徴するような場面でもありましたが、シーズンを通して技術を底上げしきれなかった部分もあるのでしょうか?

ディフェンスラインのミスだったり、ビルドアップのミスというところで、最終戦でも失点してしまいました。トータルしてもう一つ個人の技術を上げていかないと、次には繋がらないという思いをさせられました。

――後半は1トップに川船暁海選手が入って、背後への動きなどで勢いをもたらしました。そういったメッセージを込めていたのでしょうか?

安倍(乃花)も頑張ってくれてはいましたけど、川船の速さだったり強さが生きると思っていました。いつもは宮本(華乃)がファーストディフェンダーとしてプレスをかけてくれていましたけど、今日はなかなかプレッシャーがかからないような状況でした。

試合を見ながら川船を入れましたけど、パワフルに前を向いて、キープしてくれたことが同点になるまでの形だったと思います。

――来季の進退については、監督ご自身の中ではどのように考えていますか?

自分なりに試合を見てきた中で、トレーニングをどうしていくべきかというのは頭の中にあります。継続するかしないかというのはクラブが決めることなので、継続するのであれば一生懸命にやっていきたいと思います。

 

■岡本 祐花

――2シーズン連続のフル出場となりました。

とりあえずやり切ったという感覚があります。ケガなく出られてよかったと思いますけど、もっと結果を出していきたいです。

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