【独自】頭部に火器類直撃?カーン氏「流血でも私はプレーした!」
2024年度のブンデスリーガも既に終了を迎え、現在はひとときの休暇を愉しんでいる時ではあるのだが、ただその年度末にブンデスリーガ、そしてドイツ全体にとっても大きな影を落とした問題が発生した。そのうちの1つは試合の最中に伝えられた、マグデブルクでのクリスマスマーケットにおける悲劇であり、そしてその数日後の黙祷の際には極右の男性が「ドイツはドイツのものだ」と絶叫。これに即座に周囲の観客たちが「ナチスめ、出て行け!」の大合唱で応じる様子が、SNSなどを中心に即座に拡散。ニュースなどでも大きく取り上げられることになった。
その話題と同様にこちらのコラムでお伝えしたもう1つの事案、パトリック・ドリュースの頭部に火器類が直撃し30分近く中断したことについても、サッカー界のみならず年明けに解散総選挙を控えるなかで政界、そして道徳的な問題など広範囲にわたり影響を及ぼす結果となっている。とりわけこの問題を更にヒートアップさせる要因となったのが、元スターゴールキーパーと、そして元エリート審判員の2人による、被害者であるドリュースに対する批判のコメントだった。
(残り 2978文字/全文: 3453文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ