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【独自】シャヒン監督全面支持のケールSD「何も初めての試練じゃない」

ボルシア・ドルトムントの苦境はいまだ終わらない。10月29日に開催されたドイツ杯2回戦にて、同じブンデスリーガのVfLヴォルフスブルクとアウェイで対戦したが、結果的に延長戦の末に0−1で敗退。これによりこの1週間続いたアウェイ3連戦は、前半で2点リードを奪いながら2−5で敗戦したCLレアル戦、同じく逆転で敗戦した土曜のリーグ戦アウクスブルク戦、そして今回のドイツ杯2回戦ヴォルフスブルク戦と、3連敗という結果に終わっている。

現在ドイツの名門クラブが置かれている状況を、改めて整理していこう。5月にはチャンピオンズリーグ決勝の舞台に戻ってきたドルトムントではあったが、リーグ戦では最終的に5位でフィニッシュと期待を裏切り、エディン・テルジッチ監督が退任。その後任として元主将で、当時トルコ1部アンタルヤスポルで指導者としての道を歩み、このシーズンの後半戦からACとして既にチームに呼び戻していた、ヌリ・シャヒン監督が就任する流れとなるのである。

そこから巻き返しを図るべく、夏はジャパンツアーを行う側で、セバスチャン・ケールSDらを中心に積極補強を敢行。昨季大きな飛躍を遂げたシュツットガルトからの攻守の要を両釣り(セール・ギラシ、ヴァルデマール・アントン)や、更なるドイツ代表選手(パスカル・グロース)の獲得。課題の右サイドバックにはマンチェスター・シティから(ヤン・コウト)を迎え入れるなど、大幅な入れ替えで文字通り『新たな船出』のときを迎えた。

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