ボラセパマレーシアJP

7月27日のニュース
・アセアンU19選手権:タイと引き分けたマレーシアはグループ1位突破-今日インドネシアとの準決勝
・マレーシアは10月のFIFAデイズでロシアと対戦も

アセアンU19選手権:タイと引き分けたマレーシアはグループ1位突破で準決勝ではインドネシアと本日対戦

インドネシアのスラバヤで開催中の東南アジアサッカー連盟(AFF)U19選手権はグループステージ最終節となる第3節が行われ、予選C組ではいずれも2勝のマレーシアU19代表とタイU19代表が対決し、試合は1−1で引き分けたものの、得失差でマレーシアがC組を一位で突破し、本日7月27日に行われる準決勝では、ホストのインドネシアU19代表と対戦することが決まりました。

スラバヤのゲロラ・ブン・トモ・スタジアムで行われた試合では、英国3部ポート・ヴェイルFCから今月移籍したばかりの190cmの大型ストライカー、ケーラン・タナドン・ライアン(タイ1部ブリーラム・ユナイテッド)が開始4分にゴールを決めて、いきなりタイがリードを奪います。

しかし、マレーシアもここまで2試合でいずれもゴールを決めているG・パヴィトラン(ジョホール・ダルル・タジムFC II)が48分にPKを決めて同点に追いつくと、その後は両チームとも得点がなく引き分けています。この結果、両チームが勝点7で並んだものの、ブルネイU19代表相手に11ゴールを挙げていたマレーシアU19代表が得失差でC組1位となり、タイが2位にとなっています。

この試合でグループステージが終了し、準決勝のカードはタイU19対オーストラリアU19、マレーシアU19対インドネシアU19に決まり、本日7月27日に行われます。

マレーシアは10月のFIFAデイズでロシアと対戦も

国内複数のサッカー専門サイトは、今年10月のFIFA国際マッチカレンダー(FIFAデイズ)でロシアを招いて国際親善試合を行う予定があると伝えてます。

今月7月16日にキム・パンゴン監督が辞任したマレーシアは、9月にはムルデカ大会が、11月には東南アジアサッカー連盟(AFF)選手権「三菱電機カップ」が控えています。さらに来年3月にはAFCアジアカップ2027年大会予選もあります。

そんな中、マレーシアを始め複数の東南アジア諸国のサッカー協会が、ロシアサッカー協会と連絡を取り合っており、マレーシアは10月のFIFAデイズでロシアを招待して試合を行いたいという意思し表示を行なったと、東南アジアのサッカー事情を取り上げる有名サイトの「アセアンフットボール」が伝えています。

このアセアンフットボールのXへの投稿では、同様の検討を行なっているベトナムやタイに先んじて、マレーシアは試合開催オファーを送っているということです。ただしマレーシアサッカー協会(FAM)からは何も発表されていません。

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ウクライナとの戦争により、先日終了したユーロ2024では予選出場さえ許されないなど、欧州では対戦できるチームに限りがあるロシアにとっては、マレーシアは決して強豪ではないとはいえ、実戦の機会を得ることができるのは貴重なはず。2023年のロシア代表の試合はわずか8試合、2024年もここまで2試合で、しかも公式戦はひとつもなく、全て国際親善試合という状況ですが、マレーシア的な視点で言えば、道義的な点を差し置くとして、直近のFIFAランキングで33位のチームとの対戦は是非とも実現して欲しいところです。

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