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5月15日のニュース
・皮膚移植手術を受けた代表FWファイサル・ハリムの経過は良好
・代表チームメートのパウロ・ジョズエがファイサル選手と自身の故郷にメッセージを送る
・VARが使えれば勝っていたかもしれない-サバFC監督

皮膚移植手術を受けた代表FWファイサル・ハリムの経過は良好

5月9日に3度目の手術となる皮膚移植手術を受けた代表FWファイサル・ハリムの術後の経過をマレーシア語紙ブリタハリアンが報じ、細菌感染などの症状も示さず、住ん町に定着しているようだと伝えています。

5月5日に酸をかけられたファイサル選手を見舞ったスランゴールFCのシャーリル・モクタル理事は、皮膚移植手術を受けた腹部と左腕の状態は良いと話しています。、また皮膚移植治療は複数の段階に分けて行われるとして、さらに数日間経過を見た後、次の手術を受けることができるだろうと話しています。

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これまで一部のメディアからはファイサル選手が早期引退危機、といった無責任な報道も出ていましたが、回復は順調なようです。またチームのフィジオセラピストとも今後のリハリビ開始について相談を始めたという報道もあります。

代表チームメートのパウロ・ジョズエがファイサル選手と自身の故郷にメッセージを送る

5月12日に行われたマレーシアスーパーリーグ(MSL)第1節のKLシティFC対クチンシティFCでゴールを決めたパウロ・ジョズエが珍しくゴールパフォーマンスを見せましたが、これは入院中のファイサル・ハリム(スランゴールFC)と。

この試合では12分にKLシティFCの先制ゴールを決めたジョズエ選手は、得点後、スタンドに向かってアピールしながら、マレーシア代表でチームメートのファイサル・ハリム選手が得点後に行う”Siuuu”というパフォーマンスを見せました。国内サッカーファンなら誰でもわかるこのパフォーマンスでスタンドが湧くと、今度はカメラに駆け寄りユニフォームを捲り上げるとその下にはまた別のメッセージが書かれていました。

ゴール後のパフォーマンスでメッセージを披露するパウロ・ジョズエ(Supporter of Kuala Lumpur UnitedのXより)

そこに書かれていたのは”FORCA RS. BE STRONG”の文字でした。最初の1文はポルトガル語で「頑張れRS」、2文目は英語で「強くあれ」とでも訳せるでしょうか。試合後の会見ではこの”BE STRONG”が代表チームメートのファイサル選手に向けられたことを説明しています。

そして1文目はジョズエ選手の出身地、ブラジル南部のリオグランデ・ド・スル州に向けてのものだと考えられています。ブラジル出身のジョズエ選手は、MSLで5年以上プレーしたため、一昨年マレーシア国籍を取得していますが出身地はリオグランデ・ド・スル州で、RSはその通称です。このリオグランデ・ド・スル州ではおよそ2週間前から始まった雨による大洪水が発生し、5月13日の時点で死者143名、行方不明者125名という大変な被害が起き、同州の人口約1090万人のうち53万8000人以上が避難を余儀なくされていると報じられています。”FORCA RS”は苦境にある故郷へ向けての応援メッセージなわけです。

VARが使えれば勝っていたかもしれない-サバFC監督

マレーシアスーパーリーグ(MSL)は今季2024/25シーズンからVARを導入しましたが、先日終了した今季第1節では開催された5試合中、2試合で機材トラブルなどを理由にVARを使うことができませんでした。

その内の1試合が5月12日にサバFCのホームで開催されたサバFC対ペナンFCの試合でした。試合は0−0の引き分けに終わりましたが、試合後の会見で、サバFCのオン・キムスイ監督は、VARが使用できていれば、試合結果は違ったものになっていたのではないかと話しています。

問題の場面は77分に起こったプレーでした。ペナンFCのペナルティーエリア内でサバFCのサディル・ラムダニとペナンFCのDFが交錯した際、ハンドの反則が映像で確認できたと話しています。この場面では、主審はサバFCからの抗議を退け、コーナーキックを指示しました。

オン監督は「もしVARでチェックすることができれば、PKが与えられていたはずだが、このような重要な場面でVARが使えないという事実を受け入れなければならなかった。」と述べる一方で、次の機会では、審判が正しく判定できる役に立つことを切に願っていると話しています。

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