2月16日のニュース
本田圭佑氏がスランゴールFCを訪問
政府がMリーグアウェイ試合のパブリックビューイング実施を検討中
各チームが来週に迫った開幕前に駆け込みチーム補強実施
本田圭佑がスランゴールFCを訪問
元日本代表の本田圭佑氏がスランゴールFCを訪問下と、マレーシア語紙のハリアンメトロが報じています。スランゴールFCの練習施設を訪れ、スランゴール州皇太子のテンク・アミル殿下とも話を交わしたということですが、この記事では選手としてでもコーチとしてでもなく、施設の見学に訪れたと説明されています。
既に自身のSNSでクアラルンプールに滞在中であることを明らかにしてた本田氏の訪問は、これまで東スポにスランゴールFC加入の噂記事が出たこともあり、一部SNSが本田氏がスランゴールFC加入か?とざわついた様ですが、残念ながら今回はハノイ、バンコクに次ぐ休暇での訪問だった様です。
政府がMリーグアウェイ試合のパブリックビューイング実施を検討中
今季のマレーシアスーパーリーグは来週2月24日に開幕しますが、マレーシア政府のコミュニケーション・デジタル省(KKD)と青年スポーツ省(KBS)がこのスーパーリーグのパブリックビューイングの開催を検討していると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。
「各州に大型スクリーンを設置し、サポーターが地元チームがアウェイで行う試合を見ることができれば、地元にいてもアウェイの試合の臨場感を味わいながら試合観戦ができるだろう。」と話したコミュニケーション・デジタル省のファーミ・ファジル大臣は、このパブリックビューイング実施について青年スポーツ省のハンナ・ヨー大臣と検討していると話しています。
各チームが開幕前に駆け込みチーム補強実施
スランゴールFCにはベネズエラ出身のMFヨハンドリ・オロスコが加入
スランゴールFCはクラブ公式サイトでベネズエラ出身のMFヨハンドリ・オロスコの加入を発表しています。コロンビア1部のデポルテス・トリマから加入するオロスコ選手は31歳で過去2シーズン在籍したデポルテス・トリマは2021/2022シーズンはリーグ2位となったチームですが、オロスコ選手は過去2シーズンで114試合に出場し、12ゴールと18アシストの記録を残していると、クラブ公式サイトで説明されています。
今季のスランゴールFCは、マレーシア代表トリオのFWファイサル・ハリム、MF V・ルヴェンティラン、DFクザイミ・ピーらマレーシア人選手に加え、ヨルダン代表MFヌール・アル=ラワブデ(ヨルダン1部アル・ファイサリーSCから加入)、提携関係にあるアゴラ・ライオンズ(ガーナ)から加入した20歳のFWラウフ・サリフ(ガーナ)、そしてFWエイロン・デル・ヴァイエ(コロンビア、コロンビア1部オンせ・カルダスから移籍)を新たに獲得していますが、クラブ公式サイトではオロスコ選手が7人目で最後の新戦力であると述べられています。
クランタンFCはスペイン出身DFミゲル・シフエンテスを獲得
2012年にはリーグ戦、FAカップ、マレーシアカップの国内三冠を達成したこともあるクランタンFCは、低迷期を経て今季は5年ぶりにスーパーリーグに戻ってきました。昨季は2部プレミアリーグで2位だったチームに、スペイン出身のDFミゲル・シフエンテスが加入したことがクラブ公式Facebookで告知されています。32歳のシフエンテス選手は1年契約で、スペイン2部のUDイビサを昨年9月に退団しています。
クランタンFCは大分トリニータでプレー経験がある韓国出身のチェ・ムンシク監督が今季から指揮を取りますが、これまでにいずれも韓国出身のDFキム・ミンギュ(韓国1部浦項スティーラーズFCから移籍)、FWカン・イーチャン(韓国1部江原FCから移籍)の他、DFクリスティアン・ロンティーニ(フィリピン、スリ・パハンFCから移籍)、MFマリオ・アルケス(スペイン、前ベトナム1部ソンラム・ゲアンFCから移籍)、FWヌハ・マロング(ガンビア、インド2部ラジャスタン ユナイテッドFCから移籍)、FWイスマヒル・アキネード(ナイジェリア、前バングラデシュ1部シェイク・ラッセルKCから移籍)の6選手の加入が発表されています。
PDRM FCはミャンマー代表MFチョン・ミン・ウーの加入を発表
2020年シーズン以来3年ぶりのスーパーリーグ復帰となるPDRM FCはマレーシア王立警察が母体のチームで、今季は鈴木ブルーノ選手が1年ぶりに復帰して今すが、このPDRM FCがミャンマー代表で26歳のMFチョン・ミン・ウーの加入を発表しています。ミャンマー1部リーグのヤンゴン・ユナイテッドから加入するチョン選手は昨年末の東南アジアサッカー連盟AFF選手権三菱電機カップでも活躍しましたが、同様に三菱電機カップにも出場し、スランゴールFCでは今季3年目を迎えたFWハイン・テット・アウン、今季からペナンFCでプレーするDFゾー・ミン・トゥンに続く、スーパーリーグでプレーする3人目のミャンマー出身の選手となりました。
スポーツ専門サイトのスタジアム・アストロの取材に対し、ハイン、ゾー両選手からスーパーリーグでのプレーを勧められたと話したチョン選手は、ミャンマー国内ではモデルとしても活動しているということですが、あくまでもサッカーをしていない時の余暇としての活動だと話し、まずはPDRM FCに貢献するために全力を尽くしたいと話しています。