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マレーシアサッカー協会のハミディン会長がFIFA理事選で当選

アジアサッカー連盟AFCは2月1日にバーレーンのマナマで開いた第33回総会で役員改選を行い、AFC選出のFIFA理事に立候補したマレーシアサッカー協会FAMのハミディン・アミン会長が初当選しています。任期は2023年から2027年までの4年間です。AFCのFIFA理事枠は6名で、その内1枠は女性となっており、ハミディン会長を含めた7名がその5枠を争いました。40票を集めたカタールサッカー協会のハリーファ・ビン・ハマド・アール=サーニー会長がトップ当選を果たし、日本サッカー協会の田島幸三会長が39票を集めて2位となっています。以下、サウジアラビアサッカー協会のヤーセル・ビン・ハサン・アル=ミセハル会長が35票、フィリピンサッカー協会のマリアーノ・アラネタ会長が34票、そしてFAMのハミディン会長が30票でそれぞれ当選しています。なお女性の1枠にはラオスサッカー協会のカーニャ・ケオマニー事務局長が当選した一方で、現職で中国サッカー協会の杜兆才副会長と、2019年に以来の再選を目指した大韓サッカー協会の鄭夢奎会長がそれぞれ18票と19票しか獲得できず、落選しています。

2018年7月からFAM会長を務めるハミディン会長は、FAMの公式Facebookによるとマレーシア人として4人目となるFIFA理事となったということです。過去3名の中には現マレーシア国王のアブドラ国王もおり、パハン州皇太子時代の2015年から2019年までFIFA協議会委員を務めていましたが、国王就任に伴い、その職を辞任しています。

なおFIFA副会長を兼務するAFC会長選は、2013年に2022年ワールドカップのカタール招致における買収疑惑でFIFAから永久活動停止処分を受けたカタール出身のモハメド・ビン・ハマム前会長から任期途中で引き継ぐ形で就任した、現職でバーレーンサッカー協会出身のシャイフ・サルマーン・ビン・イブラーヒーム・アール=ハリーファ会長が2015年、2019年に続く4選を無投票で果たしています。

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