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アストロとマレーシア国営放送が今季Mリーグの公式放送局に決定

国内リーグとカップ戦を運営するマレーシアンフットボール(MFL)は、衛星放送のアストロと地上波のマレーシア国営放送(RTM)が今季のマレーシアスーパーリーグ公式放送局として、試合を放映することを公式サイトで発表しています。

衛星放送のアストロは今季の開幕戦となるスルタン・ハジ・アフマド・シャーカップからマレーシアスーパーリーグ、FAカップ、そしてマレーシアカップの全試合を放送する一方で、RTMはスルタン・ハジ・アフマド・シャーカップやリーグ戦、FAカップそしてマレーシアカップなど全75試合を地上波(TV2)で放送する他、RTMが運営するウェブサイトのRTMスポーツなどでもストリーミング配信されるということです。

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衛星放送だけでなく、地上波でも一部の試合が放送されるのはありがたいですことですが、新型コロナの感染拡大防止を目的にMリーグが無観客試合となった2020年からはマレーシアの通信会社UnifiがYouTubeに公式チャンネルを開設し、1部スーパーリーグと2部プレミアリーグを全試合、そしてFAカップとマレーシアカップも1回戦から全試合を無料で配信していたことを考えると、有料の衛星放送に加入せずに見られる試合数は大幅に減っています。今回の発表はUnifiによる全試合配信が行われないことも意味していますが、43年ぶりにアジアカップ出場を決めた代表チームの好調さなどで国内サッカー人気が高まりそうな機運の中で、無料で視聴可能な試合数が減少することが、その流れに水を差すことにならないかが心配です。

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