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今季のマレーシアカップはグループステージなしのトーナメントで開催

Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは、リーグ戦終了後に行われるマレーシアカップの開催方式を発表しています。これによると、第101回大会となる今季のマレーシアカップはグループステージを開催せず、参加する16チームのトーナメント形式で開催されるということです。

従来はMリーグ1部スーパーリーグの11チームと2部プレミアリーグの5チームの計16チームを4チームごとの4組に分けてグループステージを行い、各組の上位2チームが、ノックアウトステージとなる準々決勝に進む方式で行われてきたマレーシアカップですが、今回のMFLの発表によると、長期気象予報では10月から12月にかけてマレーシア全国で豪雨が続くと予想される一方で、年末にはマレーシア代表が出場する東南アジアサッカー連盟AFF選手権が控えていることから、試合順延などの日程的な余裕がないため、開催方式が変更となったと説明されています。

今季のMリーグは、新型コロナの影響で開幕当初には試合の開催中止と順延が続いたことから、日程的には大きく遅れており、当初の予定では1部スーパーリーグの最終第22節は9月17日に開催される予定でしたが、現在発表されている日程では、およそ1ヶ月遅れた10月15日に最終第22節が開催されることになっています。

またMリーグのクラブは選手との契約を11月末までとしているところが大半で、マレーシアカップが12月までもつれ込むと、契約上の問題が発生する懸念もあることから、今回の方式になったこともMFLは合わせて説明しています。

またマレーシアカップの開幕日については、本日10月5日にAFCカップ地区間プレーオフ決勝でPFCソグディアナと対戦するMリーグ1部スーパーリーグのKLシティがこの試合に勝利し、10月22日に予定されているAFCカップ決勝に進出した場合には10月25日に開幕し、KLシティが今日の試合で敗れて決勝進出を逃した場合には10月22日に開幕するということです。

1回戦から準決勝までは全てホームアンドアウェイ形式で開催される今季のマレーシアカップは、決勝は11月26日で中立地で一発勝負で開催されることも併せて発表されています。

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