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プレミアリーグ最下位のFAM-MSNプロジェクトは来季はリザーブリーグ参戦へ

英字紙ニューストレイトタイムズは、今季Mリーグ2部プレミアリーグに参戦したFAM-MSNプロジェクトが、来季は新設されるMリーグクラブのセカンドチームが参加するリザーブリーグに参戦すると報じています。FAM-MSNプロジェクトは今季、2勝2分14敗、得点10失点33、18試合で勝点8を挙げたのみで10チーム中最下位でした。

マレーシアサッカー協会FAMと共同でチームを運営する、マレーシア政府の青年スポーツ省傘下にある国家スポーツ評議会MSNのアフマド・シャパウィ・イスマイル議長は、このチームの選手はFAMとMSNが共同で運営する国家サッカー選手育成プログラムNFPDの中核となるエリートアカデミー、モクタル・ダハリアカデミーAMDの選手であり、彼らには自分たちの価値を示す機会をもう一度与えることは重要であると述べています。

「FAM-MSNプロジェクトのパフォーマンス自体は重要ではなく、そこでプレーする選手たちが今後、Mリーグのクラブと契約できるよう、その才能を開発することが重要である。」と話したシャパウィ議長は、再来年以降については、MSNとFAMの間で話し合いを持ち、必要があればプログラム内容の見直しなども行いたいとも話しています。

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今年7月に、Mリーグを運営するマレーシアンフットボールリーグMFLは、来季から採用される大幅なリーグ改変案を発表しています。その中核となるのは、1部スーパーリーグ12チームと2部プレミアリーグ6チームによる新たなスーパーリーグの発足とプレミアリーグの一時的な廃止ですが、さらに新スーパーリーグに参加する18チームのU23チームが参加するリザーブリーグの新設も発表しています。これにより、今季プレミアリーグに参加していたJDT II、トレンガヌII、スランゴール2といったスーパーリーグに参加するチームのセカンドチームは、新設されるリザーブリーグに参加します。そして今回の発表により、FAM-MSNプロジェクトは19番目のチームとして、リザーブリーグに参加することになったようです。

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