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スランゴールがタン前代表監督の監督就任を正式に発表

Mリーグ1部スーパーリーグのスランゴールは公式サイト上で、タン・チェンホー前代表監督の新監督就任を発表しています。タン新監督は早速、来季に向けての準備に取り掛かるということです。

54歳のタン新監督は2018年から2021年まで代表監督を務め、2018年の東南アジアサッカー連盟AFF選手権で準優勝に導いた他、アラブ首長国連邦UAE、ベトナム、タイ、インドネシアと同組になったFIFAワールドカップ2022アジア二次予選では最終予選には進出できなかったものの、タイを上回る3位となるなど、近年のマレーシア代表監督としては好成績を挙げていました。また代表監督就任前には、同じスーパーリーグのクダの監督として2016年のマレーシアカップ優勝、そして同年には年間最優秀監督賞も受賞しています。

クラブ公式サイトでは、こういった実績からタン新監督は、来季はチームをより高みへと引き上げてくれる最善の人選であるとしています。

またタン新監督も「スランゴールは質の高い選手が多くおり、非常にポテンシャルの高いチームである。そしてこのチームに貢献する機会が与えられたことは非常に名誉なことだ。多くの指導者がスランゴールの監督を務めることを望んでおり、自分にその機会が与えられたことは、このチームを指導する大きなモチベーションとなる。しかも来季に向けて、より早い時期にチームに合流すことができたこともありがたい。選手やコーチ、経営陣との協力を得られれば、来季はチームにより良い成績をもたらす自信はあるので、全員でチームを正しい方向へと進めていきたい。」と話し、さらに自身はスランゴールの各選手の特徴を知り、選手には自身の戦術を理解することを求めたいとも話しています。

また、ミヒャエル・ファイヒテンバイナー前監督の事実上の更迭後、スーパーリーグの試合で指揮を取ったニザム・ジャミル暫定監督は、タン新監督の元でコーチに復帰することも発表されています。

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タン氏のスランゴール新監督就任で、ペラの新監督に就任したリム・ティオンキムともに来季のスーパーリーグには華人監督が2名となりました。この華人監督2名というのがリーグ史上初なのか、或いはいつ以来なのかは分かりませんが、少なくともペラ対スランゴールは来季の注目のカードになりそうです。(ペラがM3のチームとの入れ替え戦に敗れなければの話ですが…。)

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