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エリートアカデミーの2選手が欧州クラブのトライアルに参加

モクタル・ダハリアカデミーAMDは、マレーシア政府青年スポーツ省傘下の国家スポーツ評議会MSNとマレーシアサッカー協会FAMが共同で運営する「国家サッカー養成プログラム」NFDPの中核をなす国内トップのエリートサッカーアカデミーです。このアカデミーに所属するいずれも17歳の2選手が欧州クラブのトライアルに参加すると、マレーシアの通信社ブルナマが報じています。

ハイカル・ダニシュとロヒシャム・ハイカルの2選手は、やはりAMD所属のアブ・カリリとともに今年6月にフランス2部のアヌシーFCとルクセンブルグ1部のラシンFCユニオン・ルクセンブルクへおよそ2週間野「留学」を行いましたが、その際にハイカル、ロヒシャム両選手に対してラシンFCが興味を示した結果、今回、契約を前提としたトライアル参加を求められたと、ティ・リアンカー青年スポーツ省副大臣が説明しています。

今月9月14日から始まるAFC U20アジアカップ予選(モンゴル)に出場するマレーシアU19代表にも選出されているハイカル、ロヒシャム両選手は、契約となれば、ベルギー1部KVコルトレイクに所属するルクマン・ハキムに続いてヨーロッパのクラブに所属するAMDの卒業生となります。

さらにティ・リアンカー青年スポーツ省副大臣は、2002年生まれ2019年卒業の1期生から2004年生まれ2021年卒業の3期生までの卒業生117名中、前述のルクマン選手を除く残り116名全員がMリーグクラブとプロ契約を結んだことを明らかにし、マレーシア政府とFAMが運営するAMDの実績を強調しています。

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