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プロ選手会がマラッカの給料未払いを公表

マレーシアプロサッカー選手会PFAMは、Mリーグ1部スーパーリーグのマラッカ・ユナイテッド(以下マラッカ)で2ヶ月分の給料未払い問題について、報告を受けたことを明らかにしています。

PFAMのイズハム・イスマイルCEOは、6月と7月の給料が未払い、さらに1月分の給料でも一部で未払いが起こっているとして、マラッカの運営に勧告を発するとともに、マレーシアサッカー協会FAMの紛争解決室NDRCへ申立を行なったことも発表しています。

「FAMのNDRCには問題解決のため、直ちに、選手から事情聴取するための日程を作成することを求めたい。」と述べたイズハムCEOは、他のクラブの選手でも給料未払いが起こっている場合には直ちにPFAMに報告するするよう、呼びかけています。

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またか、と言ったマラッカの給料未払い問題です。一昨季、昨季といずれも同様の問題から3点の勝点剥奪などの厳しい処分を受けていますが、来季のリーグ再編に向けて2部への降格が行われないため、現在8位のマラッカですが、これまで以上に問題意識が低いのかもしれません。FAMはマレーシアカップの出場権剥奪などの処分を検討しているようですが、どれほどの効果があるのかは不明です。


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