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【無料記事】サッカルーズの壮行試合前日、かなり難易度高めの予想先発という無謀に挑戦してみた!!

 

 いよいよ明晩に迫ったサッカルーズのW杯壮行試合ニュージーランド戦。

 この試合は、サッカルーズの初めての国際試合から100周年を記念して、その時の対戦相手でもあったニュージーランドと2連戦をホーム&アウェーで戦う。本来であれば、共にW杯を決めて両国でそれぞれの壮行試合というのが理想だったが、残念ながら、ニュージーランドのW杯への道のりは閉ざされてしまった。

 さて、今回はかなり難しいとわかった上で、前日の段階での予想スタメンを考えてみた。

 W杯メンバー選出直前の最後の代表活動となる今シリーズにグラアム・アーノルド監督は多数の初招集組を含む顔ぶれを集めた。既存のベースに新しいピースをハメてみるというだけでなく、呼んだ新しい選手のすべてを試してみたいという監督の思いが用兵に表れてくることも考えられるので、ただでさえ難しい予想が度を越えて難しくなる。半分当たってれば良しとしよう…今回は(弱気)。

 攻撃陣に関しては、前線は、まだリーグ戦が始まっていない国内組の調整度合いを見ることと、新しい選手を実戦で見てみたいという2つのポイントが重視されるはず。それで、これまでのレギュラー格よりは、国内組を優先的に先発させるのではという読み。

 左右のウィングには共にメルボルン・シティのマシュー・レッキーマルコ・ティリオ。真ん中は、ブリスベンゆかりのジェイミー・マクラーレンを起用してメルボルン・シティのトリオでいくことも充分に考えられたが、ここは国内での待望論が強かったスコットランド代表経験者のジェイソン・カミングス(セントラルコースト)を少しでも長く見たいという願望を実現させたい。

かたや、国内組がおらずレギュラー格の存在感が大きい中盤に関してはこれまでの実績と欧州での結果を鑑みて以下のような起用を考える。中盤の底でアーロン・ムーイ(セルティック)とそのウエスタンシドニー・ワンダラーズの後輩筋に当たるスコットランドで活躍中のキアヌ・バッカス(セント・ミレン)を抜擢。攻撃的な位置では、エイダン・フルスティッチ(ヴェローナ)が積極的に前線と絡む。

 守備陣に目を転じよう。最終ラインの起用に関しては、テストとコンビネーションの両睨みになるだろう。

 CBはプレーオフ不在でチームでの絶対的な立場を失ったトレント・セインズベリー(アル・ワクラ)が復権を狙って万全を期す。そのパートナーには、プレーオフでその存在を充分にアピールできたベイリー・ライト(サンダーランド)ではなく、出場機会に恵まれずにアピールできないままのミロシュ・デゲネク(コロンバス)にチャンスが与えたい。激戦区の両サイドバックのうち、右はセルティックに土を付けたアシストでアピールしたライアン・ストレイン(セントミレン)の勢いを買って起用。中盤のアッバスとのクラブ同様のコンビネーションを生かしてもらおう。左はジェイソン・デービッドソン(オイペン)が招集されなかったことで、彼と2番手争いをしていたジョエル・キング(OBが先発の座を掴むのでは。

 GKも予想が非常に難しいが、ここは久しぶりの代表復帰のご当地選手でもあるミッチ・ランゲラク(名古屋)の起用が一番楽しみだということで、先発の機会を与えよう。

 さぁ、いったいどうなることやら・・・・全的中の可能性は0.00001%です。

 とにもかくにも、サッカルーズの奮闘に期待したい。

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